From:品川隼人
北朝鮮から日本の領域に対して、
またミサイルが発射されました。
今年に入ってからすでに
13発にも上るとのことです。
これまでの1年間の最多数は
2019年の13発だそうで、
すでに過去最多と
同じ記録になってしまっています。
ミサイルと聞くと、
僕はある一つの映画を思い出します。
僕はその映画が好きで、
事あるごとに
ついつい見てしまうんです。
それは1955年に公開された、
黒澤明監督の
「生きものの記録」という映画。
あなたは見たことありますか?
=====================
※ここからはネタバレを含むので、
映画を楽しんで見たい人は
今すぐにバツボタンを押してください!
=====================
この映画のストーリーは、、、
三船敏郎演じる
鋳物工場の経営者、喜一が、
原水爆が日本に
打ち込まれるのを怖れて、
全財産を投げ打ち、
家族全員でブラジルへの移住を
計画するところから始まります。
しかし、当然のように
喜一の家族たちは、
そんないつ起こるかも分からない
誇大妄想に対して
異議を唱えて断固反対し、
医師の診断として、
準禁治産者、
つまり、原水爆による殺戮というのは
本人の誇大妄想であり、
精神障害によるものと
診断されてしまいます。
その後色々あって、、、
喜一は精神科の病院に
入院させられてしまいます。
しかし、この映画が面白いのは、
その精神科の医師役のセリフです。
それは、、、
原水爆の脅威に妄想を膨らませている
喜一を見ながら、
「
この患者を見ていると、
正気でいるつもりの自分が、
なんだか不安になる。
狂っているのはこの患者なのか、
こんな時世に
”正気でいられる”
我々がおかしいのか、、、
」
というもの。
本当に恐ろしいセリフです。
確かに今、
このメルマガを読んでいる瞬間にだって、
上空から北朝鮮のミサイルが
東京に落ちて来るかわかりません。
もっと身近な話だと、
いつ何時、
くも膜下出血や心臓発作で倒れて、
人生を終えるかも分からないものです。
それでも、
そんなことをいちいち気にしていては
日々の生活もやっていけませんから、
ミサイルが落ちてくるのに恐怖したり、
病気で急逝するのを怖れながら
生きていくわけにもいきません、、、
そんなことを
北朝鮮のミサイル発射の
ニュースを見て思いました。
今日一日を
全力で精一杯生きて、
もし明日死ぬとしても
後悔せずに生き抜こうと思います。
また明日、
あなたにこのメルマガを
読んで頂けることを願っています。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
ー品川隼人