From:品川隼人
ヨガ教室に以前通って頂いたお客様で、
親子でレッスンに
ご参加頂いていた方が
いらっしゃいます。
それも近所に住んでいる方で、
昔からずっと台東区に
住んでいる方でした。
お母さんは元気ハツラツで、
大学生のお子さんも
負けず劣らず元気いっぱいです。
しかし、そのお子さんには
ある悩みがありました。
それは幼い頃からずっと
猫背の姿勢が気になっている
というもの、、、
確かに一見すると
わかりづらいのですが、
無意識に背中が
丸まった姿勢を取っており、
その骨格は
幼少期から積み重ねられたものと
わかるほどでした。
詳しく話を聞いてみると
それは台東区全体の
児童の発育に関して、
重大な問題を
ハラんでいるなぁと感じたので、
ここでシェアします。
結論から言うと、、、
台東区の一部の小学校では、
通学にショルダーバッグの使用が
義務付けられているということでした。
ここで骨格と痛みの
関係性の話をすると、
猫背や腰痛、
肩こりやひざ痛などの痛みは、
体に対してある2つの要素が
引き起こされることで生じます。
それは、、、
=================
・差が生まれること
・ねじれが生まれること
=================
この2つです。
1つ目の差が生まれるとは、
前後の差と、
左右の差を指しています。
頭が前に出る”猫背”と
お尻が後ろに出る”反り腰”、
これが前後差です。
そして、
重心の位置や筋肉の左右差、
片足を組むクセが
左右差になります。
それらの前後差と左右差が
骨格のゆがみを生みだし、
使われる筋肉に
偏りが生まれることで、
痛みが生じます。
そして、
2つ目のねじれとは、
歩いたり、走ったり、
物を持ったりする様な動作において、
体に本来備わっている
“運動連鎖”が
破綻することで起こります。
例えば歩くときに、
現在では右足を出したら
左手を出すのが普通です。
しかし、
江戸時代に刀を差している武士は、
右足と右手を同時に出しながら
歩いていました。
これは体のメカニズムからすると、
運動連鎖が破綻している状態です。
正しく体を使えることで
痛みのない動作をおこなうことが
出来るようになります。
小学生の猫背姿勢に
話を戻すと、、、
小学生の時から
ショルダーバッグを使っていると、
片方の肩だけに
教科書や運動着などの
重い負担が掛かってしまいます。
それが1日や2日ならまだしも、
大事な発育段階の6年間を
その左右差を毎日生み出しながら
通学しなければいけません。
これは由々しき問題です!!!!!
そんなことをしていては、
その小学校に通っている 児童は皆んな、
将来、大人になってから、
肩こりや腰痛を発症しますし、
そもそも左右差がひどい状態で、
野球やサッカー、柔道などの
瞬時にひねるスポーツをすることで、
若年性の”すべり症”を
引き起こしやすいという
リスクもあります。
それだけではなく
例えば女の子であれば、
妊娠や出産の時期になると
反り腰姿勢により
胎盤への栄養補給が
上手くいかないことで、
胎児の発育不良や、
出産時にも難産で
母子ともに危険な状態に
なることだって考えられます。
「三つ子の魂百まで」という
ことわざもあるくらいですから、
痛みを発症している大人はもちろん、
自分自身で物事を決めることの
難しい小学生など
発育段階の児童には、
ぜひ子供の時代から
正しい姿勢を取る習慣を
身につけてもらいたい物です。
これは行政に
言わなきゃですかね(^ ^;)
もし、大人なあなたも
猫背による腰痛や肩こりに
悩まされていたら、
この動画が参考になるので、
見てみてください!!
↓↓↓
<PS>
昨日のメルマガで
問い合わせがありました。
紹介した映画「生きものの記録」は
どうやって見られるのかというもので
直接、回答もさせて頂きましたが、
せっかくなので、
こちらでもお答えします。
僕はスマホアプリの
“apple TV” というやつで見ています。
500円ぐらいで
スマホでもパソコンでもタブレットでも
視聴できるのでオススメですよ!
ぜひ見てみてください。