From:品川隼人
@日本橋のスタバより
ついさっきまで、
全国の治療家の先生方と
月イチのご飯会がありました。
ピザ屋さんに集まって、
夜遅くまでみんなで語らい、
良い息抜きが出来ましたよ。
遠くは、北海道や滋賀県から、
飛行機でいらっしゃる方もいて、
迫田先生率いる
全国で活躍している
意識の高い勉強熱心な先生方から
たくさん刺激をもらえました。
いつもは治療院経営をしている
先生方だけの集まりですが、
今日は少しだけ違って、
多店舗展開している先生の
分院のスタッフさんも一緒に ご飯を食べました。
僕もいつかは
今の浅草の整体院だけではなく、
近隣に別の店舗を構えて、
もっと多くの方の
痛みや悩みを解消したいと
考えているので、
スタッフの先生方が
どんな悩みを抱えているのかは、
とても学びが多く感じたんです。
というのも、
そのスタッフの先生方のほとんどは、
以前は病院や接骨院で
骨折や脱臼などの、
急性症状を治療していた先生方。
しかし、そこでのアニュアル通りの
マッサージやストレッチだけの
施術に嫌気が差して、
「自分も治せる治療家になりたい!」
と思ったことで、
各先生のもとへ技術を学びに訪れた
というストーリーがありました。
そこで僕自身が思ったのは、
病院にも接骨院にも
ちゃんと治したいと心から思っている
治療家の先生がいるんだなと いうことです。
ぶっちゃけ、多くの病院や接骨院は、
患者さんに長く通い続けてもらわないと、
来月の家賃や
スタッフの給料が払えないんです。
だからこそ、
治療している感じにしていますが、
来院し続けてもらえるように
そこそこな治療をしているものだと
思っていました。
それは確かにそうで、
実際、ご飯会にいらした
スタッフの先生にも、
治すつもりのない施術が嫌で、
ちゃんと治したいから
学んできた治療をしたいと
上司に伝えたところ、
「それはウチの接骨院の
方針と違うから、
君は明日から来なくて良い!」
と言われて、
リストラにあった先生も
いらっしゃいました。
その先生は
患者さんを治したい一心で
強い信念を持っていましたが、
それがアダとなり
解雇されてしまったと、、、
その上司の方の気持ちに
寄り添って考えると、
確かに、完全に治してしまっては
経営に困ってしまい、
他のスタッフを
路頭に迷わせてしまうという
責任感からの判断だと思います。
上司としてのプライドもあるでしょう。
しかし、結局は
患者さんのことよりも
自分たちのことを最優先に考えた
結果としての発言なのでしょう。
治療家なのか経営者なのか、
それぞれが
どこを目指しているのかが
大きく異なるのだと、
痛感したストーリーでした。
そんなもんなんだなと、、、
全員が全員、そのような
考え方ではないとわかってはいますが、
ちょっと衝撃的でした。
オチを話すと、
そのスタッフさんは
根本改善の治療をするために
仲間の先生の分院として
治療に専念することができて、
本当に良かったと
熱く語ってくれました。
本当に良かったなと感じました。
なので、僕もいつか
多店舗展開をして
スタッフさんを雇用するつもりでいるので、
熱い志を持った
素敵な先生に出会えることを夢見て、
まずは自分自身の技術と人間性に
磨きをかけていきたいと思います。
最後まで読んでいただいて、
ありがとうございました。
またメールしますね。
ー品川隼人