From:品川隼人
あなたはこんな話を
聞いたことがありますか?
ある日突然、町のどこにも
医者がいなくなったという話です。
先に言っておくと、
これは別に
あなたを怖がらせようと思って
話しているホラーではないですし、
嘘を言ってダマしたい
ということでもありません。
世界のある地域で
実際に起こった話です。
ある日突然、
医者がいなくなった町。
それがどこだか
あなたはわかりますか?
、、、、、
、、、、、
、、、、、
それはここ
日本での話です。
町の名前は”夕張市”。
あなたもご存知のように、
夕張メロンが有名な
北海道の観光地です。
それが2007年の
財政破綻による
医療崩壊によって、
地域で1番の病床数を有していた
夕張市立総合病院が閉院になり、
171床から19床の、
約10分の1に
激減してしまいました。
もちろん、市外まで行けば
総合病院はありますし、
救急車で1時間ほど移動すれば
札幌にも行くことが可能です。
最悪の場合、ドクターヘリの
出動もできます。
しかし、市民が気軽に通院できる
大きな病院がなくなってしまったことに
変わりはありません。
そこで気になるのが、
その市民たちが
どうなってしまったのかということ。
結論を言うと、
医療崩壊をきっかけに、
市民たちは今までより
元気になっていった!
ということです。
ん?どういうこと??
と思われたかもしれません。
具体的には、
============
・救急車の出動回数
・年間医療費
・心疾患の死亡者数
・ガンの死亡者数
============
これらが全て減少しました。
その代わりに病気ではなく
老衰による自然死での 死亡者数が増えて、
天寿を全うした上で、
自宅でご自身の生涯を終える方が
増えていったんです。
なぜ医療崩壊をして
病床数が10分の1になったのに、
医療費が下がり
医者にもかかずに済んだのかというと、
それは医療体制を
大幅に変えたからです。
少し難しい言葉で、
「プライマリーケア」という
医療制度を導入しました。
プライマリーケアとは、
一般的な総合病院の
大きな医療機関に
行くのではなく、
日頃から継続的に
町の小さなお医者さんに
健康の相談をしましょう、
というものです。
そうすることで
体調の細かな変化に
気がつけるというものです。
今までは病気になったら
病院に行くということが
当たり前になっていました。
しかし、病院がなくなったことで、
もし病気になっても
行くところがない。
つまりは、病気にならない
健康な体作りが必要になりました。
そして、運動をしていなかった方が
積極的に運動をしたり、
食事に無頓着だった方が
意識的に健康的な食事に
切り替えたりして行きました。
そうすることで
自然と「未病」の考え方が生まれ、
大病せずに天寿を全うすることが
出来たというわけです。
あなたも突然病院がなくなって
医師がいなくなっても大丈夫なように、
普段から健康的な生活を
意識してください。
<PS>
健康に関する定義と合わせて、
便秘の定義を動画で話しているので、
悩んでいる方は見てください。
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