From:品川隼人
先日の整体院にて、、、
患者さん:先生、質問があるんですけど。
品川:はい、何ですか?
患:先生って何でそんなに明るいんですか?
品:ありがとうございます!明るいですかね!?
なんでそう思うんですか?
患:私、自分に自信がないんですけど、
先生はいつもニコニコしてる気がして。
品:そういうことですね!
でも僕、かなり陰キャですよ。
こんなやり取りがありました。
僕は自分自身のことを
かなりの陰キャだと思っているので、
とても意外だったんです。
あなたは僕のイメージって
どういう感じですか?
自分では自分のことが
よくわからないので、
かなり気になります。
僕自身の自己評価は、
陰キャの職人気質。
とにかく一人でいるのが好きで
いつも何か考え事をしている。
こんな感じです。
明るく見せていますが、
実際にはかなり根暗なんです。
ここからは、
か~なり暗い話になりますから、
覚悟して聞いてくださいね。
そもそも僕自身は、
コナミを辞めた後
人間不信に陥って、
約1年間引きこもりをしてました。
引きこもりになった理由は
当時の彼女にあります。
高校から付き合っていた彼女は
僕とのケンカになると
自殺未遂をする人で、
些細なケンカのたびに
それを繰り返しました。
別れるまでの9年間…。
いま思えば、まぁそれも演技だろう、
と割り切れますが、
10代の僕は必死でした。
彼女が死ぬということよりも、
彼女が自殺を成し遂げた時に
自分が死なせてしまった、
救うことが出来なかったという事実を、
一生涯、背負わなければいけない
ということが耐えられなかったんです。
結局は円満に別れることが出来ましたが、
この9年間の自殺未遂が原因で
極度の人間不信に陥ります。
コナミをやめてからは、
埼玉の実家に住みながら
週に1回ハローワークに通う。
これを延々と続けていました。
今だから言えますが、
失業保険を受け取るためには
働く意欲がないと
もらっちゃいけないんですよね。
ほんとは、、、
当時はとにかく人に会うのが
しんどかったので、
どこかで働くなんて一切考えてません。
でも、失業保険をもらわないと
生きていけないし、
「人を嫌いになってはいけない、、、」
という思いで、
ハローワークの担当の方と
話をするために
毎週通っていました。
ぶっちゃけ、
リハビリですよ。
週に1回30分間、
たったそれだけの時間でも
人と話すのがしんどかったです。
でもそれをしないと、
本当の意味で人を嫌いになって
もう社会には戻って来れないだろうと
感じていたので、
無理矢理ハローワークに通ってました。
ここでさらなる
地獄が待ち構えています。
当然ながら
ハローワークに行くからには、
毎回、求人票を
ネット検索で探して、
担当の方に提出して、
その場で企業との面接のアポ取りを
しないといけません。
行く気もない企業を調べて、
実際に面接をしに行く。
当時からハローワークの担当の方にも
面接の人事の方にも
社交的に見られていたので、
面接の印象はめっちゃ良い。
実際、内定をもらった企業も
いくつかありましたし、
面接終わった直後に
電話が掛かって来て、
「明日からウチで働いて欲しい!」
と言われたこともあります。
でも無理なんです。
人が嫌いで怖くて仕方ない、、、
なので、その場で
内定の電話をもらおうが、
あとでハローワークの担当の方に
内定もらえたよ!と報告をいただこうが、
全てお断りをしていました。
オモテの”見てくれ”は取り繕って、
人と明るくコミュニケーションを
取っているように見せていますが、
心の奥底は人が怖くて
誰も信用できなくて、、、
結局9ヶ月ぐらい経って、
気持ちの整理ができて来たので、
フィットネスとは全く関係のない
物流会社の営業で働き始めます。
まぁそこら辺の話は
また別の機会にすることにします笑
だからこそ、
最初の患者さんのように
明るい印象を持たれることが
多いですが、
まぁそれなりに地獄を見てますよ、
という話でした。
こうして元気に
大好きなヨガと
喜んでいただける整体を
仕事にできているのは、
当時の僕からしたら
全く想像ができないもんです。
人生って何が起こるか
わかりませんね(^ ^)
そんな感じで、
今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございました!
それでは、また明日!
ー品川隼人