From:品川隼人
先日、整体院に
ヨガインストラクターの
患者さんがいらっしゃいました。
20代の女性の方で
ホットヨガを指導していて
腰痛が悪化したことで、
当院のホームページを見て
施術をお願いしたいと
お越しいただいた方です。
同業の方がこうして
頼ってくださるのは
とても嬉しいので、
いつも通りに
腰痛の原因の話と
それに対する根本改善するための
整体をおこないました。
結果的に1回で症状は
だいぶ緩和されたので、
今後も一緒に頑張りましょうと
お伝えをしました。
施術中にお話ししている中で
感じたことは、
ヨガインストラクターの方は皆さん
体を酷使しながら
レッスンをしているんだな
ということです。
僕もコナミに9年間勤めていたので
よく分かりますが、
一見すると健康の象徴である
インストラクターという仕事は、
その健康とは真逆の存在です。
よく「医者の不養生」と言われますが、
インストラクターもそれと一緒。
レッスンを受けている時の疲労と
レッスンを指導するときの疲労とは
比べ物にならないレベルです。
指導するときの方が
圧倒的に体も頭も疲れます。
そして、ほとんどが
レッスンのっ直後に
マシンジムでの
パーソナル指導があるので、
レッスンで疲れ切った体のまま
シャワーで瞬間で汗を流して、
すぐにお客さんの元に駆けつけます。
普通のフィットネスジムでもそうですが、
ホットヨガはさらに過酷です。
その場に立っているだけでも
倒れそうになるくらいに、
真夏の炎天下とおなじような
高温多湿の空間の中、
毎日3~4時間も運動します。
ヨガは常温とホットと
2種類ありますが、
お店が多いのは圧倒的に
ホットヨガなので、
ヨガだけで生きていこうと
夢見て働き始めると、
どうしてもホットヨガの系列店で
何店舗も渡り歩いて、
掛け持ちレッスンを
しなければいけません。
休みの日も
良くて週1日あるかどうか、
ホットヨガの空間は
体の自律神経の機能を
破壊してしまうので、
長く続けているほど
体温調節機能が衰えて、
逆に冷え症にもなってしまいます。
それ以前に、知らない間に
めまいや頭痛が
起きるんですけどね。
それだけ異常な空間で
運動しているのが
ホットヨガです。
だからこそ理想としては、
ヨガに出会うのは
ホットヨガでも良いから、
その後もヨガを
長く続けるのであれば、
常温ヨガにシフトするのが
オススメです。
ホットヨガで出会い、
常温ヨガで深めるのが
長期的には良いんですね。
最初の腰痛の患者さんに話を戻すと、
その方にも同じことを話したところ、
とても共感してくださいました。
このままホットヨガだけの
レッスンをしていくのは
体力的にしんどいけど、
結婚して子供が産まれたら
それを機に退職をしようかとも
話していました。
とはいえ、
体がボロボロになる前に
ケアをしていくのは
とても大事なので、
肩こりに効くマッサージ方法を
お伝えしてあげたので、
肩こりに悩んでいる方は
この動画の簡単なセルフケアで
自分で治せるようになってください。
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