
From:品川隼人
痛みによって
引き起こされている症状と、
その大元となる原因は
全くの別物です。
痛みの根本改善には
正しい順番があって、
それは、
======
①ほぐす
②整える
③鍛える
======
この3つのステップです。
最初の段階の「①ほぐす」で
一番大事なのは、
どこの部位をほぐすのか
ということなのですが、
腰痛でも肩こりでも
ほとんどの人が
根本改善出来ない要因は、
この点が大きく間違っている
ことにあります。
その正解は、
下の図が参考になります。
[ img: (%url3% ]
この図はイメージしすいように
肩こりのみのイラストになっていますが、
一般的な腰痛や膝痛、
股関節痛なども
これと同じだと
思っていただいて大丈夫です。
この図が何を
表しているのかと言えば、
青色の引っ張っているところは
原因となる部位で、
赤色の引っ張られているところは
症状が表れている部位ということです。
少し難しいですが
専門用語で言うと、
=============
青色:短縮固定=原因
赤色:伸長固定=症状、結果
=============
という表現になります。
よくある肩こりで
痛くなる部位は
先ほどのイラストで
いうところの赤色である
首すじや肩のあたりですよね。
そして、多くの方は
痛みがあるところを
何とかしようと頑張ります。
マッサージしたり、ストレッチしたり、
鎮痛薬入りの湿布を貼って
痛みを抑えようとします。
それが悪いというわけでは
ないのですが、
結局は対症療法にしか
ならないということです。
どれだけ症状として表れている、
引っ張られて伸長固定されている
部位に刺激を入れても、
大元の原因とはなる
引っ張っていた短縮固定している
部位に刺激を入れない限りは、
痛みの根本改善が
されることはありません。
逆に多くの人がやってしまう、
伸長固定されている部位を
ほぐす行為は、
伸ばされているところを
さらに伸ばしてしまうので、
治らないだけではなく
痛みをひどく悪化させて
しまうだけです。
だからこそ、ほぐすべきところは
短縮固定している部位で、
これは肩こりでも腰痛でも
他の症状でも基本的には同じなんです。
全身の筋肉のうち
どこの筋肉が短縮固定
されているかによって、
その症状が、
肩こりや腰痛、
股関節痛や膝痛などに
変化していきます。
そしてココが
重要なのですが、
どこをほぐせば良いのかは、
筋肉や骨格の解剖生理学を
理解していれば一目瞭然なのですが、
もちろん義務教育で勉強することも
大人になってから学ぶ機会もないので、
9割の人は自己流での対症療法では
根本改善が出来ません。
その点は、プロである僕に
任せてもらえればと思うので、
何でも気軽に相談してください。
次回は、
「①ほぐす→②整える→③鍛える」のうち、
”②整える”を詳しく解説します。
痛みが出ない姿勢の
作り方のコツをお伝えしますので、
楽しみにお待ちくださいね。
それでは
ー品川隼人
