
From:品川隼人
腰痛を治すには、
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①ほぐす
②整える
③鍛える
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この3ステップを守ることが大事です。
今日は最終段階の
③鍛えるをお伝えします。
よくある間違った腰痛の治し方は、
「腹筋を鍛えて腰を守ろう」
とすることです。
僕も20代の頃
コナミスポーツクラブで
勤務していた時には、
本当にそれで治ると勘違いして、
ジムにいらっしゃる会員さんに
筋トレを指導して
痛みを良くしようとしていたので、
本当に無知だったなぁと
今になって恥ずかしく思います。
結論を言うと
どれだけ腹筋を鍛えたところで、
腰痛の初期段階では
その痛みの根本改善は不可能です。
もっと言うと、
逆に悪化させてしまう場合の方が
多いぐらいです。
それは痛みが
筋肉や筋膜の炎症が元で
起こっているのか、
骨組織の異常が元で
起こっているのかによって
対処方法が変わってきますが、
筋・筋膜由来の腰痛の場合、
体幹部にある”腹斜筋”という
筋肉が原因で、
腰痛が引き起こされている
場合があるからです。
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以前のメルマガでも
お伝えさせて頂きましたが、
上のイラストのように、
痛みの原因と実際に症状が出るところは
違っていることがほとんどです。
青色の引っ張っているところが
短縮固定と言われる
原因となる部分で、
赤色の引っ張られているところが
伸長固定と言われる
症状が表れている部分ですが、
腰痛の原因が
体幹部にある腹斜筋の
筋緊張によって起こっている場合、
よくある腹筋のトレーニングをすることで
痛みがなくなるどころか、
逆にその炎症がひどくなり
痛みを助長してしまうんです。
ですので、腰痛を治すために
腹筋をすることは
大きな間違いなんです!!
しかし、それは腰痛の“初期段階”で
筋力トレーニングをしてはいけない
というだけであって、
筋肉が軟らかくほぐれて、
痛みが出ない姿勢を
取れるようになったら、
その良い状態を保つために、
今まで使っていないことで
痛みの原因となっていた、
弱っている筋肉を
鍛える必要があります。
イメージで言うと、
理想の姿勢を脳にインプットして、
その姿勢でいられるように
形状記憶をさせる感じです。
そうすることによって、
痛みがない姿勢を
24時間365日のあいだ
続けることができるようになります。
大事なのは、
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①ほぐす
②整える
③鍛える
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この順番をしっかりと守ること!
ぜひ意識してみてくださいね。
それでは!
ー品川隼人
