
From:品川隼人
昨日は処方薬のロキソニンや
市販薬のロキソニンSが、
肝臓に悪影響を及ぼす
という話をしました。
ロキソニンもロキソニンSも
中身は全く一緒ですが、
今日の話はあくまでも
自己判断、自己責任であることを
ご承知おきください。
腰痛の原因は、
=========
・姿勢
・食事による炎症
・薬害、医原病
・深層心理
=========
この4つです。
この画像は、
冒頭のツーショット写真で
一緒に写っている、
うつみさとる医師の講演会の
スライド写真です。
見やすいように
赤線を引いた部分に
注目してください。
ロキソニンを始めとする痛み止めは、
ただ単に腰痛などの慢性痛を
緩和したり軽減するだけではなく、
全く違った症状を引き起こす
トリガーにもなっています。
ここからの話は
若干、専門的な話を含みますが、、、
痛み止めを飲んだり
患部に塗ることによって、
体内で一体何が
起こっているかというと、
先ほどの画像の
3段落目に書いてあるように、
プロスタグランジンという、
肝臓で作られて、
痛みの原因となる化学物質の
生成を抑える働きが起こっています。
体としてはその発痛物質が
少なくなることで、
もちろん痛みは抑えられるのですが、
その効果は一時的です。

この画像は厚生労働省が出している
公式な添付文書なのですが、
ロキソニンに含まれる
有効成分である
ロキソプロフェンが、
血中に半分以上残っている時間は
たったの1時間15分しかなく、
それ以降での
鎮痛緩和の効果は
期待できません。
さらに代償として、
血流が悪くなることによる
全身への悪影響が
懸念されるので、
肝臓への悪影響で言えば、
肝機能の低下や肝機能障害、
心臓から肝臓への血流が悪くなる
門脈圧亢進症という病気や、
肝硬変のリスクも増加する
ということです。
なので、例えば
健康診断や人間ドックで、
AST、ALT、γ-GTPなどの
肝臓の数値に異常が
あった場合でも、
その原因は
ストレスや飲酒だけの
問題では全くなく、
痛み止めを飲んだり
塗ったりしていることが原因で
起こっている可能性が、
充分に考えられる
ということです。
ですので
痛み止めを使う時には、
痛みが緩和するのと同時に
血流抑制も引き起こされて、
肝臓を始めとする
全身の臓器への負担も
増加していることを、
ぜひこの機会に
知っておいてください。
それでは!
ー品川隼人
