
From:品川隼人
昨日は、ツーショットで写っている
うつみさとる医師が考案した、
精神セッションで重要となる、
ジレンマ考察を解説しました。
今日はその次の段階、
メタファー考察です。
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4.メタファー考察
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ここでの目的は、
深層心理の隠された意図を、
”言語化”することにあります。
メタファ ーとは
「暗喩・隠喩」のことで、
直接の比喩表現である
明喩や直喩の対義語です。
それぞれの例文としては、
・明喩、直喩
→人生はまるで未知なる冒険のようだ
・暗喩、隠喩
→人生は未知なる冒険だ
このような表現が出来ます。
まずは僕のメタファーを題材にした
ワークの参考資料をご覧ください。

メタファー考察は、
次の3段階のワークで進めて行きます。
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<メタファー考察の手順>
①キーワードを選ぶ
②一次用語を出す
③精神性作文をする
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詳しく説明しますね。
まず最初の
「①キーワードを選ぶ」では、
※※姓に変わります※※さんの家系図や
病歴、職歴、恋愛歴などの情報から、
人生において大きな影響を
及ぼしているであろうキーワードを、
5つ選び出します。
参考例では、
「整体師・花粉症」です。
そして「②一次用語を出す」では、
そのキーワードに関連する言葉を
最低10個以上出して行きます。
最後の「③精神性作文をする」では、
一次用語を組み合わせることで、
深層心理ではどのような
欲求や願望があるのかを、
文章にして言語化していきます。
なぜその仕事に就いたのか?
なぜその病気や症状になったのか?
なぜ伴侶やパートナーを選んだのか?
このような、無意識的に生まれている
欲求や願望を具体化 するんです。
よくある勘違いは、
「その仕事に就いたのは、◯◯みたいな理由があって…」
「この病気は家系で、遺伝的にそうで…」
「今の旦那さんは知人の紹介で、こんな所が良くて…」
というふうに、
自分自身で意図した選択肢であり、
こんな理由があるんだと、
”思い込んでいる”ということです。
それは精神構造で言うと、
自覚している、認識しているので、
表層心理でしかありません。
つまり、 全くの嘘っぱちな訳です。
”嘘じゃないよ!本当だから!”
というふうに、
反論したくなる気持ちも
分かるのですが、
より強く否定したい、
反発したいという
気持ちが色濃く出てしまったり、
過剰に反応してしまうような
主張であるほど、
深層心理では執着心が強い、
強烈な欲求や願望であると
表現することが出来ます。
そして、深層心理の世界に
「たまたま、偶然」
というものは存在せず。
全ての事柄は必然であり、
必ず起こるべくして
起こっています。
仕事も病気も伴侶も、
※※姓に変わります※※さんの身の回りのことの
90%以上は、
※※姓に変わります※※さんが”意図的に”
選んでいるのではなく、
※※姓に変わります※※さんの
”深層心理が意図的に”
選んでいると言えます。
それに気付くと、
メタファー考察を始めとして
精神セッションで導かれるゴールが
より明確に分かり、
その後の行動や成果にも
繋がりやすくなりますよ!
今日は精神セッション10個のワークの
4番目、メタファー考察について
解説しました。
それでは!
ー品川隼人
